便法としての傍題

外来種混じりて咲ける千種かな
外来種混じり咲くのも秋千種

草野からにょっきり可愛い萩が顔を出している。

よく見ると、盗人萩だ。例の三角形の種が服についてなかなか取れないしつこい奴だ。
季題「秋草」には相応しくない花だが、今や在来種だけの野原なんておそらく全国見つけるのは困難だろう。
「千草」は「色草」同様「秋草」の傍題で、四文字を下に用いるため「秋千種」として5文字に納めたもの。
このように、傍題をうまく組み合わせるのも字数調整する場合の便法だ。

補)添削が入り、シンプルで理屈っぽさが無くなりました。

“便法としての傍題” への4件の返信

  1. くっつき虫の季節になってきましたね。盗人萩、まだ見つけられていません。よく見てみます。オナモミが小さな実をつけ初めセンダングサも咲き始めました。野原は秋来たりの様相です。

    1. 泥にまみれた河川敷でも草がたくましく顔を出してくるんでしょうね。冠水した地区も、一日も早くライフラインが復旧して片付けに着手できればと思います。
      ボランティアの人たちをみるにつけいつも感動をいただいています。

  2. ウオーキングシューズを新調したので足馴らしに河川敷を一周して約一時間。
    スタート時は程よく曇っていたのがだんだん太陽が強くなってきた。
    堤防の斜面は盗人萩でピンクに染まっている。
    時々吹く風に秋の訪れを感じる散歩でした。
    シューズの履き心地はまあまあってところ。
    ぴったりフイットする靴を見つけるのはなかなか難しい。
    気に入った靴をまとめ買いして経年変化で失敗したことがある。

    1. 仰るとおり、足腰がガタピシしてくると靴の善し悪しが直接響いてきます。
      ここ十年はもっぱら某メーカーのもので、調整したものを履いてます。TPO関係なく同じ靴ばっかりです(笑)

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