花期が長い

花芙蓉茶巾絞りの酔ひの果て

酔芙蓉は一日花だという。

では、咲いた後はどうなるかというと、翌日あるいは翌々日にかけてちょうど茶巾絞りの菓子のように丸く縮まってゆく。
一本の木から相当の数が何日もかけて咲く、わりに花期がながい花でもある。
もうすでに終盤に入ったが、まだ楽しめる。

やがて、金木犀の香りが漂う頃にはいつの間にか終わっているという具合である。

“花期が長い” への4件の返信

  1. 飛鳥寺の芙蓉きれいでしたね。
    送っていただいた白芙蓉の写真、清潔感があって素敵です。
    新田次郎の「芙蓉の人」を思い起こす花です。

  2. 茶巾絞りの菓子ですか、言い得て妙ですね。
    芙蓉、次から次へと咲いては萎んでます。金木犀も香り初め鵙が高鳴きを初めました。秋本番です。

    1. 鵙の高鳴きとはうまく言ったものですね。
      留鳥のはずですが夏ではあまり声は聞かれません。この時期になってアンテナの天辺とか電線の上でとか、家の周りでも聞かれるようになりました。縄張り宣言らしいですね。
      今日は快晴。いつもの年より随分早く秋がきてくれたものです。

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