ねぐら入り

明日去ぬる予兆でありし夕燕

今にして思えばあれが帰燕の打ち合わせだったのか。

数羽群れ飛んでるなあと思ったときがあったが、気にも留めずにいたら家の周りからいつの間にか燕の姿が消えている。

葦原が広がる平城京跡には、8月頃から成鳥や若鳥の数万羽が集まって「ねぐら入り」が観察できるそうだ。さぞ賑やかな光景だろうと思うが、9月末頃にはもう見えなくなると言うから、広大なエリアは北や東からやってきたものにとって格好の中継地になっているのであろう。
遺跡発掘した跡を広場や建物ばかりにしないよう働きかけているグループの活動もさかんで、ぜひ鳥たちの安息地がこれからも守られるように期待したい。

“ねぐら入り” への6件の返信

  1. 帰燕の討ち合わせ、なるほど。あるんでしょうね。
    燕、そろそろ帰る頃かなと思っているのですが、まだ見かけています。江戸川沿いで生まれた燕も平城京跡を経由して南に下るのかも。それにしても数万羽はすごいですね。

    1. そうそう、渡り鳥の習性かもしれませんね。
      燕ではないけど私も鴨の打ち合わせらしき寄合を見たことがあり翌日に川面はもぬけのからでしたもの・・・
      よく出来ているものですね、感心します。
      冬鳥の飛来はいつごろになるでしょうね~

      1. コガモという鴨はもう来ている頃ではないでしょうか。関東では早ければ9月上旬、遅くても彼岸頃には渡ってきます。名前の通り、小振りで先生の吹く笛のような声で鳴き合います。かれらも数十羽あるいはそれ以上という集団で暮らします。本鴨というか真鴨は11月頃でわりと遅めです。

    2. 多いときで4万羽を超えるそうです。9月初旬ごろがピークのようです。
      比較的暖かい太平洋側から帰ってくる鳥たちのルートは紀伊半島南部など別ルートかもしれないですね。
      平城京跡にくるのは北陸、近江などからの渡りでしょうか。

  2. 北から来て北へ帰る。渡り鳥も人も一緒ですね。

    北へ帰る、渡り鳥、と、来ればやはり小林旭でしょうか。
    映画「渡り鳥故郷へ帰る」。主題歌が「ギターを持った渡り鳥」。それに「北帰行」。

     ♪ 窓は夜露にぬれて~
       都すでに遠のく~

    あの頃の「マイトガイ」はかっこよかったね。
       

    1. 日活路線で作られたヒーローは多かったですね。
      東映時代劇スター。
      ヒーローが多かった時代に比べると今はちょっと小粒かな?

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