彼岸花三態

踏切の一旦停止彼岸花
幾重にも棚田を分かち彼岸花
少年の自転車降りて彼岸花

今日は榛原の句会。

途中、長谷寺から吉隠にかけての隠国の棚田がみごとに色づいていて、その畦を彼岸花が覆っている。それはまるで、卵をはさむ幾重ものサンドイッチのようにも見えた。
踏切に止まり左右確認すると否が応でも彼岸花の朱が目に飛び込んでくる。
また、自転車を停めて大和川の堤防に降り彼岸花に見とれている少年がいる。

今、大和はどこを走っても曼珠沙華が乱れ咲いている。

“彼岸花三態” への4件の返信

  1. お彼岸に母の納骨で田舎の実家に一泊。
    裏庭に続く畑には彼岸花が雑草に混じって色鮮やかに咲いていました。
    このままいくと彼岸花屋敷になってしまうかも・・・
    近所の空家でも石垣の間から彼岸花が。

    収穫は無花果の実がぱっくりと美味しそうに弾けていました。

    1. 彼岸花は今年は当たり年みたいによく咲いてます。
      死人花とも言われて不気味な花でもありますが、今そんなことを気に掛ける人も珍しいかも。

      最近無花果ジャムが食卓にのります。関東ではまずなかったことですので、旬の今を楽しんでいます。

  2. 彼岸花、やや最盛期を過ぎた頃ですかね。緑の中の赤がいいですね(ヘッダーの写真が見事)。彼岸花、よく見ると変わった形をしています。葉がなく茎からいきなり一つの花がさき、、、、、自分では説明できないので、ネットからコピペさせてもらいました。

     【ヒガンバナの花は花茎の上に通常6個の花が咲く。花弁はリボン状で絡み合っており、雄しべや雌しべも長くて構造がわかりにくい。1つの花は、花弁(花被)は6枚で細長く、縮れている。雄しべは6本、雌しべは1本で、長く飛び出ている】

    雌しべ・雄しべの区別はともかくとして一つの花にひげが42本生えているような感じです。面白いものです。

    1. そう言えばこの時期彼岸花のドアップ写真をよく見かけます。ご説明のように、独特な形が人気のようですね。
      写真サイトで再確認しましたが、たしかに花弁は6枚あり雄しべも6本あるようですが、雌しべは分かりにくいですね。

      彼岸花も褪せかけてきました。榛原では一足早く金木犀の香りが充満していました。盆地はまだ少し時間がかかるようです。

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