在祭氏子にあらぬ身にありし
在祭団地住民縁うすき
団地には太鼓の遠く在祭
招待のされざる団地在祭
近在を歩くと、それぞれの集落の氏神さまの名を染め抜いた祭幟が辻つじ、あるいは門かどに翻っている。
刈り入れも終わり、秋祭りたけなわである。
お隣の八尾などもそうらしいが、近在では龍田大社をはじめ、太鼓台と呼ばれる立派な山車を中心に町を練り歩く。
今日は近くの八幡さんの祭で、子供たち中心の太鼓台がアップダウンの多い町内を触れ回っていた。
ただ、氏子でもなく自治会のお付き合いがない新興地は蚊帳の外のようで、練り太鼓や鉦などの音だけが聞こえてくるだけというのはやや寂しい。
新興地にはすでに数百世帯が住んでいるというのに、首都圏のような在も新もすぐ混じり合うような土地柄との違いと言えようか。
地域(最小単位の自治会)のお祭りは数年前から子どもがいなくなり中止になりました。
我が家の子どもたちが小学生の頃はお祭り、運動会、野球大会、レクリエーション、花火大会と賑やかな催しが目白押しでした。
それらがほとんどなくなった今60世帯の最小単位の自治会の行事は高齢者がほとんどで年一回の地域清掃のみとなりました。
したがってご近所の皆さんと一同に顔を合わせる機会もなく10年に一度組当番が回ってくるのみ。主な仕事は回覧板ぐらいかしら?
この先どうなるのやら心細い限りです。
都会でも高齢化は深刻ですね。
新興地などでは子世代が巣立ってしまうと一気に高齢化が進むんでしょうか。
地元は、三世代同居が多いせいか、秋祭りなどでも小さな担ぎ手が多くて意外でした。