太鼓台練る坂長し秋祭
宮入は胸突き八丁秋祭
長老のはよから酔うて在祭
秋祭六年生のねびまさり
今日、明日と地区の秋祭りだ。
八幡さんの秋の例大祭で、関西でよく見られる太鼓台を氏子が曳いて町を練るのだ。
初日が宵宮で街中に設けられた旅所に、二日目が本宮で八幡さんに宮入する。
町は大和川から山裾を駆け上がるような傾斜地なので、一番高いところにある八幡さんに曳き上げる本宮が大変な苦行となる。
それだけに、宮入後太鼓台を無事納めたあとの直来は賑やかである。
先導を務めた子供御輿の子供連が、お菓子などもらって早々に引き下がったあとは大人の時間。
長老は乾杯の発声も待てず、とうに泥酔状態。
見物の新住民も手招きされて酒宴の席に。