大阪から腐る

初刷の紙媒体の意気盛ん

元日号で気づいたのだが、新聞もずいぶん変わったものだ。

かつては本紙が分厚いだけでなく特集版も10ページ以上あったように思うのだが、M紙にはまるで元日らしき雰囲気がない。正月特集もなく平常の内容とどこも変わらないものだった。
最近、テレビもそうだが大手新聞にもことなかれの記事が多くつまらないメディアとなっているように感じてならない。新聞離れは以前から言われていたことだが、最近のテレビの退潮もいちじるしい。
とくに関西に住んでいると、テレビは吉本芸人に乗っ取られて知性のかけらもないし、コロナの死亡率日本一の府の知事などがタレント扱いで毎日のようにどこかの局に顔を出している。
これだけメディアあげて維新政治をもちあげては、テレビしかみないおばさん、おじさんは「知事はようやってる」となる。
IR会場の廃棄物処理など整備に何百億も公費をかけると言っても、マスコミはだれも取り上げないし、万博にも沈默したままである。
読売と維新が協定を結ぶに至っては戦前の大政翼賛会を想起させるなどマスコミの完全なる自死である。
日本は大阪から腐る。そんな気がしてならない。

“大阪から腐る” への2件の返信

  1. テレビに比べまだ新聞はマシだと思っていたのですが・・・

    テレビは連れ合いの録画番組に占領され全く見せてもらえない。
    朝ドラと夕方のニュースぐらいである。
    週一の大河ドラマだって息子の部屋でみせてもらう。

    多い時は新聞を三紙ほど購読して読み比べたりしたものだが最近は新聞もさほど読みごたえがない。
    ただ私が購読している宗教紙は特別である。読めば読むほど心に訴え励ましをもらえる。
    よし、頑張ろうと生きる望みにあふれでる。

    1. 産経、読売は昔から、朝日も最近おかしい。権力と近づきすぎて政府の広告塔と化しているのが問題です。
      アベ以来、電通と組んだ情報戦略が巧妙で、多くの人から考える力を奪っているようです。
      テレビは最近BS1がいいですね。ドキュメンタリーが多くて、いろいろな特集を組んで考えさせる番組がふえています。国際ニュースも充実していて、地上波放送、大手新聞では知らされない生の情報から日本を考えることができます。
      情報の洪水には情報の取捨選択で自分を守る必要があります。

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