地獄が待っている

奨学金残高前に卒業す

奨学金返済地獄に苦しむ人が多いと聞く。

我ら世代の国公立大授業料が年に12,000円程度だったのが、今では540,000円くらいになるそうだ。
学生二人のうち一人は奨学金を借り、卒業するときは数百万円もの借金が残るのが通常という。卒業しても、三人に一人は非正規雇用となると返済が滞ってしまう危険性は高い。
どうやら、奨学金の額も返済額もわれら世代の比ではなく、考えてみたら卒業後すぐに輸入車一台を月賦で買うようなものだから、正規雇用といえども厳しいに違いない。

苦学生という言葉は死語に近いが、「大学は出たものの」の世界はいまだ存在する。

“地獄が待っている” への2件の返信

  1. 本当!!他人ごとではありません。
    大学生の孫ももある日、婆ちゃん教科書代が足りないのでバイトで返すから借してと・・・
    奨学金を返すためバイトに明け暮れて本業は大丈夫?
    私立の奨学金を借りているので国公立の比じゃないと思われる。
    借金を抱えて卒業なんて目もあてられない。

    1. 近頃の学生も学費以外にあれこれカネがかかって大変ですね。奨学金制度を支給方式に改めようとする動きもあるようですが、基本的に経済のパイが増大しないかぎりそれにも限度があります。
      難儀な時代です。

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