防災行政無線放送

たんぽぽは寝まるそこの子帰りませ

この歳になるまで知らなかった。

蒲公英が眠ることを。日が沈みかけると蒲公英の花が閉じるのだ。
たまたま、庭にしぶとく根を張っているやつがいて、何度刈ってもまた息を吹き返してくる。今年はしばらく放置しておいたら、そいつがいくつも花をつけるほどのさばっているのだ。これが玄関の傍にあるものだから、朝、昼、夕のつど目に入ってくる。

この春休みから、町の「よい子は帰ろう」放送が冬の午後5時から6時に変更になっている。放送がある頃にはすっかり花を閉じているのが、新鮮な発見であった。

“防災行政無線放送” への4件の返信

  1. 初耳です。
    タンポポも合歓の葉のように夕方になると眠るのですか。
    庭の片隅にたしかタンポポがあったような・・・
    明日の夕方にでも確認してみようかな?

    随分日が長くなりました。
    時間が有効に使えるような気がします、と言いながら遊ぶ時間も延長したりして。

  2. そうです、タンポポって面白いですよ。黄色い花から白い綿毛になる経緯、ご存知ですか。綿毛は必ず黄色い花より背が高くなってますよね。黄色い花がしぼむとその花茎は一旦地上に臥すのです。臥してる間に花の部分は綿毛になり茎は栄養分をためてニョキニョキと立ち上がる。すると花よりもずっと背高ノッポになってるという訳です。その方が風で飛びやすいからでしょうね。寝そべってるやつ普通は気づきませんが見てやってください。

    1. そうか、花が終わるとくたっばっているように見せかけ実は飛躍のチャンスをうかがってるんですね。確かに、絮は背が高いです。雑草の逞しさ、これにあり。

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