見かける

初花の車窓となれる赴任かな
出張の車窓過ぎりし初桜

務めているときは桜をじっくり眺める時間はなかなかとれないものだ。

いきおい、仕事後に連れだって夜桜見物に出かけたり、休日に家族と楽しんだりするのが中心となる。
それ以外は、通勤途中や勤務時間中、あるいは掲句のように外出時に、「見かける」のが関の山だろう。
また、休みに桜の計画をたてていても、思うとおりに咲いてくれないこともあるし、あいにくの天気で気勢がそがれてしまったり、とかく自然相手はままならない。
ただ、どんなときであれ、その年初めて「見かける」花は特別である。ニュースなどで各地の花便りは盛んに耳にするが、やはりこの目で見る桜、ことに初桜ならばなおのこと、浮き立つ心が増してくるというものだ。

“見かける” への2件の返信

  1. 桜に合わせて班活動の例会を早めに変更。
    平和公園はほぼ満開、二千数百本もあると言う。
    市内にありながら初めて訪れた。
    ブルーシートを広げさあ宴会という時、雨がぽつぽつ。
    雨宿り出来る場所へ移動してお花見弁当、
    もうこうなったら散策は諦めて花より団子気分。
    お開きと同時に雨が上がり意地悪な空模様が恨めしい。

    帰り堤防を歩きながらタンポポを観察。
    やはり5分ほど花を閉じていました、お眠り準備かな?
    私もちょっぴり疲れ気味。さてひと眠り。

    1. 楽しみの花見が、とんだ無粋な雨でしたね。
      週末は荒れ模様とか。今年は待たされて、そのあげく慌ただしい花の季節。
      しばらくは花を詠んでいこうと思います。

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