高遠の桜

調度なき囲み屋敷の花疲

この週末は各地で桜まつり。

満開と祭が一致する年となったようである。
雨も朝のうちだけだったので、人出は多かったろう。
今までもいろいろな花を見てきたが、一番印象深かったのは、高遠の小彼岸桜だ。まず城自体は斜面に作られて大きなものではないが、濠と石垣がたくみに組合わされて攻めるには難しそうな要塞のようなものだ。登るたび行くたびに桜の景色に変化があって厳しい坂も苦にはならない。
桜を十分満喫したあと、城の下に再現された江島の囲み屋敷に寄ったことも桜の記憶とあいまって印象はより深いものとなった。
山深い場所だけに見頃の時期は中旬から20日前後だと聞く。
高遠から杖突峠へ出ての眺望もまた一流。信州の春はまたよいものだ。

“高遠の桜” への4件の返信

  1. 雨は何とか止んでくれたが強風に落花が心配される。

    三多気の桜祭りも昨日からスタートした様子。
    山賊鍋がふるまわれるそうですがどんなものでしょうね。
    まだチラホラでもう底し辛抱して下さいとありました。
    開花情報のページの番号をプリントアウトして山賊鍋の受付までもって行くと美杉の田舎こんにゃく3個入りをプレゼントとありました。
    美杉の手作りこんにゃく美味しいですよ。

    1. 三多気は平地にくらべて一週間は遅れるでしょうね。
      今週末にまた暖かくなるという話ですので、そのころが狙い目かなと思ってます。
      山賊鍋とは:
      「山賊鍋(さんぞくなべ)は、 海の幸、山の幸、田の幸、畑の幸、野の幸を、味噌ベースや醤油ベースの特製スープで味付けした鍋。 ぶつ切りの肉や、大きめにカットされた野菜など、豪快さを感じるスタイルがその名の由来という。」
      らしいです。

  2. ウチでも今週末は花見の大パーテイと思ってたのですが土曜日は終日雨、日曜日も下が濡れていてダメでした。仕方なく室内の大パーテイに切り替えました。ホント雨が多いしまだ寒いです。

    高遠の桜、先年見に行ったこと思い出しました。絵島の屋敷、ありましたね。江戸から見たら遠島の感じだったのでしょうね。

    1. 折角の休日をみなさん楽しみにしておられたでしょうに、子供さんもがっかりだったでしょうね。

      罪一等減じられての幽閉生活は、書も文も許されず苛酷だったようですね。城の桜は30年ほど前に行ったときは、「江戸小彼岸桜」と記憶していたのですが、先年、高遠固有種だと分かり、「高遠小彼岸桜」と言うそうです。

ほだか へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.