天満さん

桜葺く軒に日集め繁昌亭
天神の裏手明るき桜かな
昼席の開場待ちて亭うらら
昼席の太鼓聞こえて宮うらら

この春から月に一回天満宮近くにでかけることとなった。
今月で二回目だが、行きと帰りといろいろな交通経路を試してみるが、ことごとく乗り換え時には迷子になる始末。
まったく土地勘というものがないので、東西南北の見当がつかないのだ。
毎回グーグル先生の指示する予定より10分も15分も多くかかってしまうのだ。
ま、その分新しい発見もあるわけで、今日などはひょんな場所からあの天満宮さんを見つけたので、早速寄り道した。
天満宮さんはさすが浪華の神さんで、摂社末社の数がそれこそ「ハンパナイ」。
それをグルグル巡りながら参拝する信心篤い人もちらほらで、これも浪華らしい。

天満宮さんには六つの門があるとかで、その内のひとつのすぐ外に役者の出待ちでもしているような人集り。
なんだと近寄れば、繁昌亭だった。どうやら昼席の入場待ちの人のようで、10人づつくらい順番に呼ばれてなかへ入ってゆく。

“天満さん” への2件の返信

  1. 天満さんで思い出すことがあります。
    半世紀以上も昔、小さな商社の名古屋支店に勤めていた頃。
    10年近くも勤務したので本社や大阪支店への出張があった。
    なぜか大阪支店だけは天神祭りの日は休日なのである。
    当時、天満さんがどこにありどんなお祭りなのかは知らなかったがなぜ大阪支店だけ休みが一日多いのか不思議でならなかった。
    私の勤務した会社だけがそうだったのかそれとも大阪の企業は天神祭りはお休みなのか?未だに不明である。
    会社は中央区にあり、ちなみに天満さんにはまだ行ったことがありません。

    1. 大阪人にとって祭りと言えば天神祭。
      よくは知りませんが、この日は特別なようで、スケジュール入れようにも7月下旬はあかんとなるようです。
      京都の祇園祭では暑さに懲りたので、天神祭もパスしています。

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