難波の華も

造花葺く演芸場に桜散る

先日通りかかったら「昼席休止」の札がかかっていた。

この騒ぎでも夜の部はやっているのかと首をひねったのだが、やはり寄席や演芸場はすべて休止しているようである。
入り口の庇に造花の花を挿して華やかさを演出はするものの、それも今ではむなしくてお隣の宮の桜は散るを迎えているのである。

“難波の華も” への4件の返信

  1. 県の緊急事態宣言を受け休講になっていたカルチャーセンターから更なる延長の電話があった。
    次々と楽しみが消えていくが今はじっと我慢のときである。
    子どもたちだって我慢を強いられているのだから宣言が解除されたときのためにひたすらエネルギーを蓄えておこう。
    免疫力を低下させないためにできる範囲の努力を惜しまないことが日々の日課になりそうである。

    1. すっかり包囲されてる感ですね。
      今晩のNHKスペシャル「プライバシー」見たけど、ここ10日ほど一日中家にいるのがバレバレになってるのも怖いものです。

  2. 造花葺く演芸場に桜散る

    この演芸場、天満の天神さんの繁盛亭ですね。
    いつ行っても満員で入れないので余計に入りたくなります。ほだかさんは大阪にも足跡があるんですね。
     コロナウイルスはこういう芸能イベントも一切薙ぎ倒しており、楽しみを無くした時間がいつまで続くか、苛立ちが募りますが、これが怒りに、そしてその怒りが向かう先が無い事が分かった時、どう爆発するかとても心配です。

    1. 芸能もライブも、映画も演劇も、外食も旅行も、仕事も取り上げられてDVだの、ストレス、怒りの向かう先が内向きになるのは怖いものです。
      さいわい俳句という、外と内とが向かい合い、それを言葉として吐き出す作業をしてますと幾らか慰めにはなってます。ありがたいことです。俳句の道に誘ってくれた黒髭大将に献杯です。

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