追い打ち

花冷や水切りのある石畳

寒い雨である。

強くなったり弱くなったり日がな降る雨は、散る花に追い打ちをかけるようでさえある。
毎朝窓から眺める八幡さんの桜が日に日に褪せてゆくのが遠目にも分かるほどだが、明日には薄汚れた花の塵が下に張り付いているにちがいない。

“追い打ち” への4件の返信

  1. 今日明日の荒れ模様の天気で桜の命も終わりに近づいたようである。
    今年は花見の宴もなく静かに咲き静かに散っていく。

    予約の車をオイル関係のメンテナンスに。
    帰りスーパーに寄り道したらレジ前は間隔を開けてずらりと行列。
    家人の勤務する食品会社は今月から24時間フル生産に入り勤務が三交代制になった。
    週の半分は終電でそれに付き合う私も毎日まとまった昼寝で対応している。

    1. フル稼働とは経済的にいいことですが、通勤の電車は怖いです。8割接触を減らせと言うけどみんな生活かかってるもんね。
      この調子ではやがて強制的に外出禁止になるのは間違いないでしょう。爆発はそこまで来ています。

  2. 花冷や水切りのある石畳

    綺麗な句ですね。「花冷」って ”すっかり暖かくなってからの冷え込み”なんですね。季感の妙を感じます。
    そこに「水切りのある石畳」! 絵画のような句です。。

    1. この句はまだ言い得てないというか、言い当ててないところがあって満足してないのですが、ありがとうございます。
      その水切りに花冷えをもたらした雨水が流れていると言う風にイメージ出来るでしょうか。

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