若草山視野の隅なる花菜畑
今年は山焼きがなかった。
というか、神事としての行事は滞りなく済んだのだが、観客も呼び寄せずひっそりと行われたようである。
いつもなら、遠見にも山の下半分が黒く見えるのが今年は枯芝の茶色が飛び込んでくるだけである。
大和川に立つとよく分かるのだが、盆地の一番低いところを流れていくわけだから、そこから見る若草山も低く見えてしまう。いっぽう飛鳥の辺りから眺めると盆地全体が大阪へ向かって沈んでゆくようにも見える。飛鳥など周縁部が最も高くなっているのである。
微妙な傾斜のついた盆地のあちこちに黄色い畑が点在する季節となってきた。
若草山の山焼きは今頃の季節でしたか。春の本格的な訪れを告げる行事なんでしょうね。
おりしも急発達した低気圧や強い冬型の気圧配置で天気は荒れ模様。
平地での雪も予想されまた逆戻りの数日となりそうである。
若草山の山焼きは例年1月に行われます。コロナ禍で事前通告無しで行われました。
今朝は牡丹雪が舞ってます。全然積もる雪ではありません。いっぺんに冬に逆戻りです。