葛城山の懐白く凍返る
葛城山の懐まで真っ白になった。
雪時雨の雲が低く覆っていて、これが次から次へと東へ東へ流れてゆく。飛鳥方面は時雨雲にすっぽりおおわれて何も見えない。かと見ると、三輪山がみるみる曇ってゆく。
いっぽう生駒山や若草山など北の方はと見ると、そういうこともなく盆地南半分が雪時雨の趣をみせているのである。
当地も朝から雪が舞ったが積もる雪ではなく、風が強いのでただ吹雪くのみである。
明日もまた雪らしく平地では二センチほど降るとか。
温度計を見ても四度しか上がらずほんとに寒い一日であった。
家人が休日の為、目覚めたのはゆっくり遅め。
カーテンを開けてびっくり、家々の屋根、堤防は積雪で真っ白。
未だに止むことなく風に吹かれて斜めに降り続いている。
どうしても出かけなくてはならない用事がある。
連れ合いが検査入院からの退院日である。
雪の中無事にお帰りでしょうか。
ときどき雪がちらついて今日いっぱいは寒さが続くようです。先日撒いたネギの種もびっくりでしょう。