忙しくなる

弾正が城址発する水温む

気分の問題かもしれないが底を脱したような気がする。

というのも毎日、朝晩水を使うことが多いから分かることである。
鉢に水をやるにもあまりに冷たいと可哀想な気がしていたが、これからはいくらか救われる。
啓蟄もすぎたことだし、地もまた温もり始める。
ポケットで温めていた唐辛子の種もようやく根を出してきた。いよいよ忙しくなるぞ。

“忙しくなる” への4件の返信

  1. まさに弥生三月という気分になりつつあります。
    桜前線の開花状況も間もなく聞かれるのではないでしょうか?

  2. 弾正が城址発する水温む

    これは時間、空間ともスケールの大きな、春の息吹が漂う、好い句ですねぇ。ほたかさんのホームグラウンドに鎮座する信貴山から流れ来る水流が、いよいよ温みだした、と言う感触が伝わってきます。ついつい、webで、信貴山の桜開花予想日をcheckしてしまいました。今月の29日だそうです。

    1. 急斜面をつたって大和川直結ですから、本当は温む間もなく流れ去るんですけどね。気持ちとしてそんな気がする、と言う気分で詠んでみました。遠目にも城址はまだ裸木で覆われていて春は一足遅れるようです。
      東京の開花予想では18日だそうですね。冬は十分寒かったので冬眠打破も順調で一気にほころびそうです。

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