戻り寒

沈丁花ぢんちょうの天突く枝の芽ぐみけり

見る間に伸びやかに枝が目立つようになった。

さらに、赤い芽が目にもくっきりめだって膨らんできて、もうこれは冬芽のそれではない。
去年植えた苗がこんなに背が伸びるのかと思うほど、枝という枝をを天に向けてひとまわりも二回りも成長したようだ。
このまま順調にゆけば、まもなく甘くて強い香りが庭の一隅を占めるにちがいない。
今日は二月に戻ったように寒い日だったが、まもなく芽ぐみの春だと思うと苦にはならない。

“戻り寒” への2件の返信

  1. もうすぐ沈丁花の甘い香りが漂ってくる頃ですね。
    終末には20度を超えるとの予報、いよいよ本格的な春の到来です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください