とびとびに八重の釦や枝垂梅
庭では紅枝垂れ梅が白梅に遅れること一か月超でほころんだ。
白梅もまだ散らすには至ってないので、やや距離を置いて紅白がならぶ様は色彩の少ないこの時期にあって際だってめだつものがある。
この枝垂れ梅は剪定の鋏を入れてないので蕾がびっしりついており、満開となれば見応えのあるものと期待している。
ただ、枝垂れ梅の剪定は難しく、なかなかきれいに姿を整えられないのが難だが、家族で楽しむ分にはと気にしないでおこうと思う。
今日は久しぶりに日がさす日で、光には力を帯びてきている。気温は7度程度と低かったがそれなりに春を浴びたような気がする。
全国からは梅の名所の映像が次々届きます。
家に居ながら紅白の梅が眺められる幸せは大きな喜びですね。
私も陽だまりの部屋から庭の梅を眺めるのが憧れでしたが叶いそうもありません。
今年は戻り寒波が強く長かったので、梅を楽しむ時間がたっぷりあります。ただ虫も寒さで寄りつかないので、今年も梅の実は期待できそうもありません。やはり全般に開花が早まっているので虫たちの活動期とずれが生じているような気がします。
とびとびに八重の釦や枝垂梅
小粒の(しだれ梅の)花を、「八重の釦」と詠まれたのですね。
但、弱弱しい梅の花と硬いボタン(釦)とが結びつかず、どんな梅の花かいな、と頭をひねってしましました。
苦しい表現ですね。八重咲きでボリュームがあるので釦のように見えたからなのですが。