休息場

春の水たたへ用水池青し

たえまなく流れ込んでいる。

溜池の水位は今年も安定しているようである。ゆたかな池の中央にいくほど青さがまして美しい。
静かな水面にはただ一羽だけ鴨が羽根を休めている。帰るにはまだ早いのだろう。
やがてあと一か月もすれば鳥たちの姿は見られなくなるはずである。
冬から春にかけて渡りの鳥たちの休息場になっていた池は、梅雨入りする頃までには満水になって下の田をうるおす。大和川へ還すまでしばらくお山にふった雨をあずかっているのである。

“休息場” への2件の返信

  1. これからの時期様々な鳥たちが北帰行するのでしょうね。
    寒さに負けてすっかり自然に目を向ける日々が少なくなってしまいました。
    昨日は最高の春らしい穏やかな晴天のもと連れ合いが散歩途中土筆を摘んできた。
    大きな笊にいっぱい爪を真っ黒にしながら袴取りをした。
    この作業も結構疲れるものである、おかげで夕飯には初物を味わうことができた。
    土手の桜堤の様子を見に出かけたら5~6輪ほど開花していた。
    今月中には満開の桜を楽しめることでしょう。

    1. 昨日秘密基地に土筆を確認しに行ったら、すでに誰か先客が踏み荒らしている模様。やはり朝のうちに出かけなければならないようです。
      昨夜はほんの少しの土筆を卵和えでいただきました。

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