膨張

しろ梅の窓にめざめる旦かな

紅の枝垂れのつぼみがようやく動き始めた。

いっぽうの白梅は早すぎるのか、もう満開状態である。
梅というのはなかなか散るものではないが、開いたきりの花が増えると木全体がまるで熱を帯びたように膨張するように見える。
そういう意味では満開というのはちょっと食傷気味になるのだが、やがて紅枝垂れにリレーされるので今度はそちらに視線が移るので櫻などに比べればはるかに長く楽しめるのは花の少ない時期にはありがたい。

“膨張” への4件の返信

  1. 春を告げる梅が庭にあれば当然目は庭に向かう。
    我が家の庭は冬枯れのままで山茶花の花びらが落ちたまま、次に見られるのはユキヤナギくらいかな?

    1. 常緑樹は影を作るのであまり好きではありません。植えても背を低くし、花の楽しめるものだけ、たとえば山茶花など。
      目隠しに植樹と言うことはまったく考えないですね。

  2. しろ梅の窓にめざめる旦かな

    ウチンちの近くは、小さな神社やお寺がたくさんあって、そのどこにも狭い境内に梅があり、今、白梅は真っ盛り。正直、白梅ってチリ紙みたいで、全然美しいとは思わないし、これが咲き始めると花粉症が始まるので、スルー、です。でも、朝、目覚めて窓外に梅が見えるなんて・・・。春到来の気運が迫りますね。

    1. 梅とくれば天神さん。どこの宮でも必ず梅が目立ちます。有名どころでは北野さんでしょうが、残念ながら一度も行ったことがありません。
      奈良市内では道真の生まれ故郷と言われる菅原町の天神さんが梅でにぎわいます。

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