親の目

卒業のともに制服つんつるてん

昼前に子供たちが下校してくる。

胸に大きなピンクのリボンをつけてもらって肩を並べて歩く父兄も着飾っている。
どうやら当地の小学校の卒業式があったらしいと分かる。
小学校六年生となれば急に身長が伸びてきて親たちとたいして違わない子も多くなった。
公立ながら制服の決まりがある学校なので、そんな子たちは制服の上着も下の半ズボンもパツンパツンにはちきれている。
この子たちが四月になって中学入学ともなると、今度は一転してダブダブの袖にぶかぶかの長ズボンの制服に替わるにちがいないと思うと、親の目になって子供たちの成長がまぶしく見えてくるものだ。

“親の目” への2件の返信

  1. もうそんな子供たちもいなくなり身近には見られなくなりました。
    すでに成人した孫たちは大人として成長しつつあります。
    時々送られてくる曽孫の動画に目を細め笑いを誘われます。
    この曽孫が小学校に入学するまでは何としても元気でいたいと・・・

    1. 次々世代、次々々世代に継がれてこんな幸せなことはありません。次世代で絶えるわが家では墓仕舞いなど後ろ向きなことばかりで滅入ります。

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