悲鳴

ものの芽の怒濤にわれも待つたなし

ひと雨で景色が一変した。

雑木山はいっせいに新芽を吹いて薄緑の衣をまとい満開を過ぎた山桜も影が薄い。いっぽう、目を地上に転じると放棄田も野も草たちが萌えて命に満ちているようだ。
こうなると、いろいろサボっていた庭仕事だの、菜園の準備だのがもう待ったなしで腰を上げねばならなくなった。
三ヶ月に一度の歯科健診を済ませると、さっそくの野良仕事。部屋の中ではまだ肌寒い感じだが、外は紫外線も強くて気温もぐんぐん上昇。なまった体が悲鳴を上げた一日となった。

“悲鳴” への2件の返信

  1. この頃になると田舎の風景が目に浮かぶ。
    様々な緑のグラデーションが山肌を飾る。
    その中にアクセントのように山桜が点々と彩を添える。
    あの風景に触れれば少しは元気を取り戻せるような気がしないでもない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください