君子蘭花芽ついたといふ葉書
君子蘭独り占めする狭庭かな
引っ越しの時に君子蘭の子株を差し上げた。
君子蘭はみるみる株が増えるので株分けが容易だ。逆に株分けしないと大きく成長してしまって始末に困るので、毎年のように株を更新しては鉢が増えてしまうことになる。結果、狭い庭はほしいままにあの段広の葉がのさばってしまうのだ。
当地に越してきたとき、その子株のいくつかをご近所のお世話になったかたに差し上げてきたのだが、その鉢にも花芽がついたという便りが届いた。
親株の当家のものはといえば、、、、ちょっと発芽には遠いかな。
名前の如く気品のある花ですね。
花芽がつくと言うことは間もなく開花時期。
これからは花壇も次々と色とりどりの花で賑わいそうです。
今朝庭に降りてじっくり草花の成長を確かめてみました。
地植えにしたクリスマスローズが今頃咲き始めました。
花が下を向いているので気付かなかったのですが蕾もいっぱいできていてうれしくなりました。
そうですね。当地でもここんところクリスマスローズが大きくなっています。玄関前で冷たい風が吹き付ける場所でも、しっかり伸びているいてたくましいものです。
「狭庭」は、さにわ と読むのでしょうか。 俳句の言葉の読み方に時々惑います。
君子欄、すっきりとした品がありますね。 その絵柄の酒器をもっていますが、それで日本酒をいただくと、背筋が伸びる気がします。(昔、祖父から貰ったものです。)
限られた文字数で詠むには文語調のほか古語の知識なども欠かせません。「さにわ」などは俳句独特の言い回しかもしれません。堤の斜面などを「なぞへ」、「背平(そびら)」は背中、遠くを「遠(をち)」。「をちこち」の「をち」なんでしょう。俳誌で不明な文字や語句は必ず調べるようにしています。
古典を勉強しておくんだったと悔やんでいます。
さすがですね。園芸は面倒がっては何もできません。株分けなんかご近所から色々いただくのですが、1年はいいとして2年は持ちません。折角の「金の成る木」を枯らしてしまったときは焦りました。。
うちの「カネのなる木」は親株宅のお金持ちと違って、何年経っても全然花をつけてくれません。やっぱりお金には一生縁がないのでしょう。