みどりご

その首まだすはらざる柿若葉

柿の木が芽吹いたばかりというのは、芽の先端をもたげることができない。

まるで赤子の首が座らないようにみな一様にうなだれたように先端が下を向いている。
するすると伸びる自分の重みさえ支えられないほど、枝の充実が追いついてないからだ。
これが数日もしないうちに、いつのまにか首も座りしっかり上へ向けて伸びている。まるでさなぎが羽化したばかりのようで、動物も植物も生まれたばかりというのは変わらないのじゃないかとさえ思える。

“みどりご” への4件の返信

  1.  へえー そうなんですか。注意して見ていないので気がつきませんでした。
     明日にでもしっかりと観察することにします。
     木々の薄緑がとてもきれいですね。見上げて歩いていると気持ちがいいです。
     つかの間の色彩が楽しめます。

    1. 「柿若葉」になってしまうともう普通の若葉と変わらなくなるので、芽が出てしばらくの間だけだと思います。うまく見つけられればいいですね。

  2. よく観てらっしゃいますね。
    私など何気なく通り過ぎてきれいだな~で終わってしまいます。
    私も今度よく観察してみましょう。

    爽やかな毎日です。今が一番良い季節ですね。
    久しぶりに緑地公園に行ってみましたがまだカワセミの雛はかえっていないようでした。
    カメラ持参で日参している人も一日待ってる人もいたりで様々です。
    私など30分も待てません。
    空振りの日も多いですがひな祭りを観るのを楽しみにしています。

    1. カップル誕生して交尾、産卵後だいたい20日で孵化、それから20日間ほどは巣穴で巣立ちできるまで育てます。この生育期は餌をせっせと運ぶのに忙しく見ていてもおもしろいですよ。魚を子供や雌にあげるときは、魚のしっぽの方をくわえて飛んでいくのでよくわかります。自分が食べるときは頭から飲み込みますので、子供たちにはそのまま食べさせることができるようによく考えていますね。

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