砂舞へば神の喜ぶ春祭
春ごとや砂浴びせかつ浴びせられ
春事の砂かけあうて童心に
春ごとや歳顧みぬ砂遊び
松の葉を斎庭に並べおんだ祭
今日2月11日は廣瀬神社の砂かけ祭り。
昨年も取り上げた春の予祝行事。御田植祭(おんだ祭)である。考えてみれば昨年はずいぶん多く詠めたものだ。今年は昨年に比べ低調に終わった。
おまけに神事の最後に撒かれる福苗も福餅も一つとして授からなかったが、句友の優しい人から苗のお裾分けをいただくことができたのは幸いだった。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
砂舞へば神の喜ぶ春祭
春ごとや砂浴びせかつ浴びせられ
春事の砂かけあうて童心に
春ごとや歳顧みぬ砂遊び
松の葉を斎庭に並べおんだ祭
今日2月11日は廣瀬神社の砂かけ祭り。
昨年も取り上げた春の予祝行事。御田植祭(おんだ祭)である。考えてみれば昨年はずいぶん多く詠めたものだ。今年は昨年に比べ低調に終わった。
おまけに神事の最後に撒かれる福苗も福餅も一つとして授からなかったが、句友の優しい人から苗のお裾分けをいただくことができたのは幸いだった。
おんだ祭田牛の角の黒光り
各地の神社で行われる「おんだ祭」。
いわゆる春先に五穀豊穣を祈る祭典・お田植祭で、大神神社ではオーソドックスな形式である。
拝殿を「神田」に見立て、田作男(たつくりおとこ)役が木型の牛や鍬などを使い、おもしろおかしく農耕の所作を行う。このあと早乙女に扮した巫女が、太鼓にあわせて苗を植え付ける所作で神事が終わると、「種籾」の入った袋が拝殿のなかにいる人にはそれぞれに手渡しで、境内の人には拝殿から撒かれて自宅に持ち帰ってお開きである。
軽い籾袋がどこに落ちるか予想もできず、とうとう福籾は授からなかったが、縁起のよいとされる田牛の頭を撫でられたのでよしとしよう。