隠国の谷

春寒や長谷の舞台の前のめる

あの舞台というのは、水平ではない。

堂から谷に向けて想像以上の傾斜がついているのだ。
おそらく、排水を考えてのことだと思われる。
だから、雨や雪などが残っていると気をつけなければいけない。

これから花の寺としての本領発揮の時期を迎えるまでのひととき、隠国の谷にはまだまだ寒い日が続く。

“隠国の谷” への4件の返信

  1. あの舞台に立った時、さほどには感じませんでしたがなるほどね~
    おそらく清水寺も同様なのでしょう。
    理にかなっていますよね。

    牡丹の開花が待たれますね。

    1. 清水寺より奥行きもあるせいか、傾斜がきついように感じますね。継ぎ目もあるので天気が悪いときは足下注意です。

      蝋梅も終わって、今頃は梅でしょうかね。一年中何かの花がみられるお寺なので、飽きることはないですね。
      勿論、一番いいのは牡丹の頃。4月下旬でしょうか。

  2. 「こもりく」正に初瀬を表す言葉なんでしょうね。
    「蜻蛉日記」の作者道綱母も2回長谷寺詣でに出かけています。1回目は子宝祈念。この祈願が成就していれば我が身をかこつ「蜻蛉日記」は生まれてなかったかも。長谷寺の一角に道綱母の石碑でもあればいいのにねぇ。

    1. 当時の女官にとっては、テーマパークみたいなものだったんでしょうか。参詣した有名人の一覧があると楽しいかもしれません。

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