海から遠く

桜貝やつと見つけし皓歯かな
一握の砂に見つけし桜貝
鳴砂の小瓶にひとつ桜貝

天気に誘われて、久しぶりに車を磨いた。

洗車、車内掃除で2時間、昼飯をはさんでまた2時間のワックスがけ。
腕は痛いわ、腰は痛いわ。明日はもっとひどいことになるだろうけど。

午前中は頭上の雲雀君がおおいに楽しませてくれた。キヨノリ君に教えてもらった通り、目の焦点に気をつけて一生懸命探すが、なかなか見つからない。
見つからないわけだ。すぐそばの電柱の天辺に止まっていたのだから。意外に近い所にいたので、中距離に照準を合わせた焦点では見つからないわけだ。

雲雀にも、青空にもなんにも関係ない今日の季語は、今月の兼題のひとつ。
海から遠く離れたところに住んでると、縁が遠い季語だが、遠い記憶を呼び起こしたり、想像を働かせたりして。二句作らねばならないので、あとひとつ何とかしなきゃ。

“海から遠く” への4件の返信

  1. うるわしき桜貝ひとつ
    去りゆける君に捧げむ
    この貝は去年の浜辺に
    われひとり拾いし貝よ

    昔、好きだった「桜貝」の歌を思い出しました。
    桜貝っていうと儚く美しい女性がイメージされますのでこの句は上手く詠まれましたね。
    もう一句頑張ってください。

    明日は早起き。
    「名古屋ウイメンズマラソン,2016」のボランティアをします。
    二万人余りのランナーがエントリーするそうです。
    防寒対策バッチリで出かけます。

    1. ボランティアでも十分水分とってくださいね。

      風呂入りながらふたつ詠んでみました。
      しまい忘れた、形見から出てきた、などは類句がわんさとあるので、なかなか厄介な題です。
      蟹と戯れるかわりに桜貝拾ったことにしました。

  2. 寒いですね。明日は同窓会のゴルフだというのに。。
    えっ、雲雀が電柱に?それは珍しいですね。ストンと落ちそこなったんでしょうか。

    skyblueさん、名古屋女子マラソンのボランテイアですって?知ってますか注目の若手、「岩出玲亜」って一志郡、一志中出身なんですよ。今から応援します。

    1. 雲雀君が電線に止まったりするのは、珍しくないんですよ。
      ただ、昨日はすぐそばの電柱だったので真上という感じで気づくのが遅れました。隣の空き地を逍遥していたり。冬のジョービタキが去れば今度は雲雀と、身近な鳥です。

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