柔らかい灯り

絵手紙の文字よく滲み春めける

夕刻より雨が降り始めたようだ。

「ようだ」とは、雨音は聞こえないけど、走り去る車の音がいつもよりくぐもっているからだ。はたして、外に出ればポツリポツリと撫でるように雨が手に当たる。空気もどこかなま温かい。
春の雨だ。
2キロ先の駅近辺の灯りが柔らかい。

冬の遠灯りは冴えてまたたくようだが、春はこころなしか滲むように見えるから不思議だ。

“柔らかい灯り” への2件の返信

  1. 当地、今日は雨音を立てて大粒の冷たい雨です。
    久しぶりにエアコンを入れる始末です。
    でも今週彼岸の入りの頃には春本番の陽気とか。
    待たれますね。

    1. 丸一日の雨というのは奈良盆地では珍しいです。
      花粉などはかなり流してくれたと思いたいです。
      来週半ばころからの陽気に期待したいですね。

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