這えば立て

風光る嬰の産毛の金色に

お隣の次男坊の初お目見え。

と言っても、ベビーカーの寝顔だけだが、シェードをかけてもらって熟睡のようである。
ときおり風が吹くので、その都度生え際の後れ毛が小刻みに揺れて、光を透かしたように明るく見える。

あと一年くらいすると、片言の挨拶が聞こえるかな。

“這えば立て” への2件の返信

  1. 身近な周りで嬰児と出会う機会はめったにないですね。
    思わず五月生まれの長男出生時を思い出しました。
    その長男もとっくに四十路を過ぎ頭頂が薄くなりつつあります。
    そう言えば臍の緒と一緒に金色の産毛も仕舞った筈・・・

    1. 風はすでに薫風と言っていいくらい爽やかです。
      ベビーカーの赤ちゃん、5分くらい立ち話していても全然目覚めないほど、気持ちよさそうでした。
      鯉幟のシーズンですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.