投稿日: 2018年6月26日 カテゴリ:夏 季語:萍広重の男 萍や農人ひとり笠に彳つ 見渡すかぎりの植田。 一人の農夫が田の面をじっと眺めて動かない。 菅笠をかぶった男が身じろぎもせず立ち尽くす姿は、まるで広重の絵がそこに停止したままのように見えた。 共有:シェアTweet 関連
広重の絵には雨や菅笠を被った農夫の絵が多いですね。
佇む農夫は田植えの終わった田んぼに何を見ているのでしょうね。
順調な苗の生育、豊作を願っての祈りでしょうか・・・
一面の植田の孤影という感じでした。
なかなかうまく詠めてないのですが、いつかはものにしたい光景です。