育て苔よ

養殖の型のまちまち囮鮎

釣り人が何人か竿を振る河原に降りてみた。

テントにはだれもおらず、一尾五百円のおとり鮎泳ぐ水槽と銭箱があるだけ。
休憩に上がってきた鮎師に聞くと、ごたぶんにもれず吉野川も昔に比べ鮎が激減だそうだ。尺の鮎がばんばん釣れた話など、同年齢とおぼしき人と昔話の花を咲かせる。
去年などは度重なる大水で苔がさらわれて、散々だったという。
今年は、もうしばらく晴天が続けばいい苔が期待できそうだというが、今日はたいして釣果はあがってないとこぼしていた。

“育て苔よ” への2件の返信

  1. 鮎のシーズンですね、吉野川はもう解禁ですか。
    鮎は苔を食べて成長するのですね。清流にしか育たないとか。

    釣り人からは昔はよく取れたという話を聞きます。
    天然の鮎なんて今はもういないのでしょうね。
    二人の叔父は毎年鑑札を受けていて鮎取り名人でした。
    その流れかどうかわからないが我が家にも鮎ではないが釣りキチがいる。
    今日も実家への墓参りを兼ねて美杉の君が野ダムにボートを降ろしたという。
    どうせなら鮎の釣果を期待したいのだが・・・

    1. 鮎はだいたい六月一日が解禁日ですね。
      どうせ釣るなら美味しく食べられるものがいい。海釣りオンリーでしたが、鮎の友釣りは憧れでもありました。
      叔父は熊野川の鮎名人、家人の叔父は櫛田川の鮎名人。
      昔食った天然鮎の味は忘れられません。

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