窓からみえる

十グラム余の鳥ひそむ若楓
おおげさに弟泣いてこどもの日

お隣の山桜桃にさかんに鳥が来る。

オーナーが昨日きてパックに詰めて持ち帰ってもまだありあまるとみえて、ヒヨドリが、ムクドリが、スズメが取っ替え引っ替え啄んでゆくのだ。
ひょろひょろ伸びたわが家の楓も今は目の覚めるような黄緑に伸びて、鳥が止まるたびに枝ごとおおいにしなる。
賑やかな鳥たちの騒ぎをよそに、八歳となるみぃーちゃんは我関せずとばかり昼寝を楽しんでいる。
ステイホームの窓から生きものたちの元気をもらう日が続く。

“窓からみえる” への2件の返信

  1. 窓からみえる景色が楽しめる時期ですね。
    まさに目には青葉です。土手の桜並木は風がないのでそよともしません。

    山桜桃、ゆすらと読むんですね。私はスモモかなと?
    山桜桃梅、亡き母が好きでした。もうす母の命日です。

    今日は子どもの日、散歩の折一か月ほど前から公園に張られたロープに数十匹の鯉幟が泳いでいる。
    ここ数日天候に恵まれてはいるが風がないので全く泳げない。
    気象予報士によれば風速5メートルぐらいの風がないと勢いよくは泳げないそうである。
    だらんと垂れ下がった鯉幟はコロナ禍での子どもたちの姿のように思える。
    昼寝から目覚めた私も何となく倦怠感の午後である。

    1. 平群の土手にもたくさんの鯉幟が泳いでます。その下でくつろぐ家族連れもいてのどかな風景です。
      運動不足で食欲もなくちょっと食べただけですぐ満腹です。
      これがあとひと月、さらに続くかと思うとさすがに気が重いです。

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