軟体動物

家持たぬ身は軽からめなめくじら

入梅とともにわっと湧いてきた。

壁、タイル、いたるところを這いずり回っている。
なめくじはゆっくりと動くように見えて実は速いのだ。
みぃーちゃんの食べ残しの餌入れをちょっとのあいだ放置しておくだけで、敵はちゃっかり群がっている。臭いに引き寄せられるのかどうか知らないが、食えるものへの反応として驚くばかりである。
蝸牛ならばこれほど嫌悪感がないのだが、いかにも軟体動物らしき全身をぬめぬめさせて光り輝くさまを見せつけられると触れるのも汚らわしくなる。
軟体動物でも高価なものがサザエ。これなど、切り刻んでしまえば生だって平気だし、熱を加えれば腸付きの全身をぺろっといただくのも何ともないというのは不思議である。

“軟体動物” への4件の返信

  1. 三大嫌いなもの、ナメクジ、ねずみ、ごきぶり。
    これらを見ると絶叫に近い悲鳴が上がります。

    大好きなサザエと同じ軟体動物とは驚きです。
    カタツムリは可愛いのに殻がないだけでなぜあんなに嫌悪を感じるのでしょうね。

    1. 蛇蝎。
      字のごとく蛇や蜥蜴、いわゆる爬虫類が大の苦手である。
      だからというわけではないだろうが、恐竜を先祖に持つ鶏も苦手です。鶏といってもカシワのほうです。とくにあの脚をみると鳥肌がたつくらい。

  2. 家持たぬ身は軽からめなめくじら
    「karokarame - namekujira」と詠むんですね? 意図的か、偶然か、この語感、とても、impactがありますね。言い難いのに、あとあと、ポロッと口から出て来るような語感。狙って並べたのなら「やりますね!」です。
    なめくじって、マンション生活では遺物。ゴキブリや鼠は、蒲田の飲み屋に行けば、よく見ますが、なめくじは 恐らく、何年も見ていないと思います。京都に住んでいた時は、よく現れて、塩をかけて遊んだ(?)ものです。

    1. 狙ったわけではなくたまたまの語呂でしょうね。

      なめくじはマンションには這い上ってきませんか?
      塩かけて遊んだのは、大きさもそれなりにあったような気がしますが、最近のは小ぶりに感じます。周りで見かけるのは塩かけて遊ぶほどもないくらい小さいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください