中元の届け届きて声若し
容貌は変わっても声は変わらないようだ。
だから、なまじテレビ電話などは使わないほうがいい。
声を聞くだけで一気に若かりし頃にワープし、他愛のない話にいつまでも尽きない。
人と人の結びつきみたいなものは儚げでいて、気心を許し合うというか、肝胆相照らすという仲のあいだは特別なものである。
とりとめもない話はいくらでも続けられるし、きっとこの時は特別なホルモンがいっぱい分泌されて心をリラックスしてくれているのではなかろうか。
地場の産物を中元とお歳暮というかたちで贈り贈られてもう何年になるだろう。
当地へ越してからは中元は三輪素麺が定番となった。
お中元、お歳暮は地元のものに限ります。地産地消の面からも貢献度大に思います。
私もお隣の製麺会社のものを贈っています。
今朝雨が降りしきるなか我が家の前の垂れ下がった電線に燕が一羽止まっていました。
今年初めて見る燕ですが何やら不思議なしぐさをしています。
盛んに羽を広げながらバタバタしています。
しばらく様子を眺めていましたが満足したように飛び去って行きました。
もしかしたら巣立ちしたばかりの子かもしれないですね。直後は何羽か兄弟一緒に止まることが多いのですが、やがてそれぞれ自由に。