居座る

荒梅雨や畔をあふれて崩れざる

自然にはほどほどという願いは届かない。

すさまじい濁流の映像をみると身がすくみそうになるが、現地の方々はどれほど心細いことだろうか。
朝には南九州のニュースに釘付けだったが、午後になると西九州が長時間豪雨に見舞われている。
いわゆる梅雨後半の出水が各所に起きているわけであるが、なかには湖と見紛うような田園地帯が映されて、声が出ないほどである。
冠水には至らずとも田の排水が間に合わず、畔をつぎつぎ越えるのなども雨量のすさまじさが分かる。時間当たり50ミリを超えるような豪雨なんだろう。
前線はしばらく居座るというから、どこの地域が次のターゲットになるともしれない。温暖化異変とはいったいどこまでいきつくのか。

“居座る” への5件の返信

  1. 近頃の豪雨水害は全く恐ろしい!!
    何処に起きてもおかしくないほど予想がつかない。
    明日は我が身かと思うと身がすくむ。

  2. それにしてもホームに多くの犠牲者が出たことは残念です。毎年の教訓がなぜ活かされなかったのか。「まさか」という慢心が招く不幸、これはもう人災です。

  3. しとしと降ったり止んだりの梅雨空を女梅雨というのでしょうか?
    では男梅雨は豪快な激しい雨?
    近頃では当てはまらないような言葉ですが季語として生きているのでしょうね。

    1. この数年はどちらかと言えば男梅雨でしたね。
      雨と晴れがはっきりしていて、その梅雨晴れ間の暑いこと。今日やっと晴れ間がでてきて湿った猫砂など乾かすにはチャンス。殺菌にもなるし、洗濯物にも嬉しい日になりそうです。

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