放浪者

先住に気兼ねすまじくほとゝぎす

鶯の声がにぎやかに聞こえるマイファーム。

きょうは珍しく時鳥が鳴いている。
ただ、先住者の鶯たちに遠慮してかやや声が細い。20分ほど鳴いてそれきり聞こえなくなった。今年の居場所を探しているのだろうか。
夏に日本にやってくると言うが彼らの冬の居場所はどこなんだろうね。

大玉西瓜が受粉に成功して実をつけ始めた。
直径1センチにも満たない赤子だが、しっかりとあの縦縞、ストライプ模様が誇らしげ。

“放浪者” への4件の返信

  1. 西瓜が上からぶら下がっているのを初めて見ました。地面を這って実をつけるというのは単なる先入観にすぎなかったのですね。だんだん大きくなってきたら、どうなるんでしょう?
    自らの重みに耐えられるのでしょうか?今後の観察日記を楽しみにしています。

    1. スペースの関係で蔓を棚に誘引してます。うまくいけば1個10キロ超なのでご指摘のようにハンギングに工夫が必要となります。100均でバスケットなど探すつもりです。経過報告はfacebookに掲載しようと思います。

  2. 大玉西瓜、成長が楽しみですね。

    さて、ホトトギスが鳴いてましたか。ウグイスいるところにホトトギスありなんでしょうね。ホトトギスは古来冥土とこの世を通う鳥と言われていたそうで、初夏に日本に来る前は多分西方浄土にいたんじゃないでしょうか(冗談です)。

    既にコメントしたと思いますが、源氏物語では「橘の香」とセットで詠まれています。我が倶楽部の選歌の中にも二首あります。

       橘の香をなつかしみほととぎす花散る里をたづねてぞとふ (花散里)
       橘のかをるあたりはほととぎす心してこそなくべかりけれ (蜻蛉)

    百人一首ではただ一首

       No.81 ほととぎす鳴きtる方を眺むればただ有明の月ぞ残れる (藤原実定)

    奥の細道では先ごろ那須野で
       No.9 野を横に馬牽きむけよほととぎす

    そしてまさしく今日あたり(6月24・25日)松島で曽良の句として
       No.20 松島や鶴に身を借れほととぎす

    以上、復習です。。

    1. 我ながら、けっこう「奥の細道」にシンクロしてますね。季節の妙は古今東西変わらずということでしょうか。

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