夕立や黄帽子黄傘ランドセル
午後3時頃、典型的な夕立があった。
30度を超える快晴なのに急に上空に雨雲がわいたことをレーダーが示していた。
大概は浪速の方から雨雲が流れてくるのだが、今日のにかぎって前触れのない突然の雨である。
こうした降り方は昔はよくあったものだが、昨今はとんとおめにかからない。
ちょうど下校時刻に当たっていて、降り始めは当然誰もが傘を手に持ってないが、遅れて帰ってくる子たちはどれも黄色い傘をさしている。
下校時に降ってなかった子と、降っていた子との差だろうが、頭上の雷を怖れる子は一人もいない。自分を鼓舞するように歌さえ歌う子もいて元気なものだ。
半時間ほど降らせた雨雲は東の方へ去って行ったが、菜園は思ったよりしっとり濡れていて今日の水やりは必要ない状態とみえた。
明日後半は間違いなく雨がくるようなので、午前中が勝負になる。
惠みの雨でしたね。
明日から連続雨と言うからそう惠みではないのかもしれませんが。
近頃思うことは水の大切さ、明治用水の漏水問題である。
供給停止から八日ぶりに田畑に水が入ったという。
もしも田植えができないなんてことになったら、ひび割れた田んぼに枯れかけた苗を思うと胸が痛む。
昔、農家で苦労した我が亡き両親のことを思い一時的にしろ水が供給されたことに少し安堵した。
明日は大雨でもよい、農家さんが潤うなら・・・
用水の名を聞いて、すぐにピンときますね。インフラ老齢化の象徴ですよ。橋、道路、上下水道、いろいろガタがきてますが、映画で見るようにインフラ老齢化先進国アメリカの後を着実に追っかけています。
五輪だの、万博だの、IRだのと20世紀の遺物を追っかけるんではなく、命にかかわる生命線を支えているインフラこそ計画的に再投資してもらいたいものです。