道だけ

残鶯の一級河川惜しみゐて

川柳が大きく育った河川敷。

そのかしこで鶯が鳴いている。まだ山に帰るのは早いとてここで英気を養っておるのであろう。
ここは大和川中域、支流が合流するあたりである。堤防沿いの道以外はなにものもないが河原から聞こえてくる鶯にしばし耳を傾ける。

“道だけ” への2件の返信

  1. ウグイスの鳴き声で目覚めたり日常に鳥の鳴き声が聞ける環境は素晴らしいですね。
    都会でそういうことを望むのは贅沢な悩みになりました。
    田舎育ちの私は年々昔がえりをしてしまいつくづくそういう環境の有難さを実感する毎日です。

    1. こういう自然以外何もないところにいますと、ああしたいこうしたい、あれ欲しいこれ欲しい、など先の願望がだんだん失せて今日の一日を全うすることの平穏が得られています。
      こうして人生を終えていくのもいいものだと思うようになりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください