清涼剤

青梅の落ちてもぎ採るるかさもなし

いくつか実をつけていたのでもしやと期待していた。

ところがここのところの雨が多いせいか、あるいは風が強かったか、足もとに来てみればまだ固い実のままでずいぶん転がっている。
一キロくらい採れれば今年も梅シロップを楽しめるかと期待していたのだが、期待のままで終わりそうである。一キロ程度なら買ってくればいいものだが、買うとなるとやはり最低二キロくらいは欲しい。自前だからこそ貴重だと思えて一キロで我慢できるのであって、買ってまで時間をかけてシロップを作るとなるとやはり物足りないのである。
昨年仕込んだシロップがそろそろ飲み頃を迎えてきた。梅雨どきのじめじめとした鬱陶しい時期、汗もなかなか引かない風呂上がりなどにコップ一杯の梅ジュースはすかっとするものだ。自宅では呑めない口なので梅ジュースは蒸し暑い夜の清涼剤となる。

“清涼剤” への2件の返信

  1. 梅酒と梅ジュースは違うのですね。
    アルコール抜きの梅のジュースは飲んだことがありませんが市販しているのでしょうか?
    アルコールに弱い人にとってはジュースだと飲みやすそうですね。

  2. 単純に梅と氷砂糖を同量(甘め)壜に詰めるだけです。一か月もすると氷砂糖もとけて浸透圧で梅のエキスが抽出されてきます。ま、最低二ヶ月くらいおいたほうがしっかりしてきそうです。梅は熟しすぎないもの、梅干しにするより早めの青梅に近いもののほうが腐らなくてよさそうです。
    できあがりを氷と水、あるいは炭酸水で薄めて飲めばすっきりした後味のいい飲み物になりますよ。濃さはお好みで。
    ものの本には一ヶ月位したら梅は引きあげるとありますが、我が家ではそのまま放置しています。梅は実がしっかりとしたままで、そのままいただけば甘くて美味しいです。これも冷やせばちょっとした氷菓です。お試しを。

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