パネルの浮田

金魚田を縫ふことしばしナビのまま

大和郡山の金魚田が集中しているあたり。

グーグルのナビは実に芸が細かくて、地元の人しか通らないような道を実に的確に教えてくれる。車載のナビは大道しかしめさないので、自然に信号の多いルートとなりがちだ。また、盆地は大和川支流が縦横に走っているのでそれをかわすようにあまたの道がある。地図を見ただけでは走りやすい道なのかどうか分からないので、ナビの示すルートは安心して進むことができる。現に勘で走ろうとした道は、路地のように入り組んだ集落に突っ込んでしまって、にっちもさっちもいかなかったことが何回もある。
金魚養殖も昔のような全盛期は過ぎたようで、今日など金魚田に何枚もの発電パネルを浮かべた休み田を発見した。埋め立てるのではコストがかかるので、池に浮かべてしまえという発想はたくましい。
ほどなく見慣れた道に出てナビのお役御免となった。

“パネルの浮田” への2件の返信

  1. 金魚田、いかにも大和郡山らしい。
    それが廃れて発電パネルというのも今どきですね。

    1. 生きている金魚田というのは鳥除けのラインが張ってあるから分かります。それ以外は、普通の田圃または金魚田の名残ですね。浮草がいっぱい浮いて管理だけでも大変そうです。

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