競演

遠時鳥とかく失せ物多し

昨日、今日と連続して遠くの時鳥を聞いた。

信貴山下の棚田一帯を渡り啼いているようだ。時間は午後遅い時間。深夜啼くことがあるし、活動時間帯は想像もつかずまるで忍者みたいな鳥である。
いっぽう近くの両岸が竹林に囲まれた川では、日がな一日鶯が啼いていて両者のハーモニーはこの時期だけの自然の贈りものである。
明日から雨が続くというので菜園の雨対策のほかサツマイモの苗挿しも何とか間に合わせることができた。
あれもこれもとやることのある一方で、鶯と時鳥の競演。それらに気をとられているとこれまたあれこれ忘れ物したり、失せ物探しにうろうろしたり。いやはや、あわただしい日であった。

“競演” への4件の返信

  1. 鶯と時鳥の競演なんてめったに聞けるものではありません。
    ゆったり時を忘れて耳を傾ける価値はありそうです。
    少々の忘れ物など些細なことかもね・・・

    1. あれをしてこれをしてと頭の中で考えながらひとつづつクリアして行くのですが、思いもよらないことがあるとその順序が狂い飛ばしてしまったり。こうして失せ物、落とし物などを犯します。心ここにあらず状態というわけです。

  2. 遠時鳥とかく失せ物多し

    いつも文字面ばかり気にして恐縮ですが、「遠時鳥」はどのように詠むのでしょうか? 「とうほととぎす」では語呂が悪いし・・・。
    余談ですが、時鳥の鳴き声ってどんなんだったか検索したら、U-tubeで一時間ず~と泣き声だけの動画が出てきました。ン~、こんな鳴き声なら、忘れ物しても仕方ないですね。

    1. この句は五七五ではない破調となっています。トータルで17文字という、トリックのような調子。「とおほととぎす」で軽い切りを入れて読んでみてください。

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