これも秋の香り

前籠に分けていただく今年藁

藁塚がここかしこで見られるようになった。

昨今コンバインで一気に粉砕されてしまうことの多い稲刈りだが、当地では比較的規模の小さな田が多いので手作業がまだ続いているのかもしれない。今日も平群を走っていると、いくつかの束を自転車の前籠に積んでいる光景が見られた。前後の様子からどうやら田の主にお裾分けしてもらったものらしい。藁というのは、真夏の乾燥や虫害の防止、冬には避寒対策の材料としてはうってつけなので、庭や菜園などに使うのだろうか。

“これも秋の香り” への2件の返信

  1. 三日間の田舎暮らしは秋晴れの最高のお天気。
    津祭り、田舎の集落の秋祭りで賑わいを見せておりました。

    早起きをして毎日ウオーキング。真っ青の空に山の稜線がくっきり。
    ウオーキングの途中に墓参、平家塚へのお参り。
    田舎では毎日のように墓参を続けています。そして父に生前の親不幸を侘びています。
    家々では知り合いの方からお声掛けをいただき更にお野菜など収穫物のおすぞ分けや田舎の方々の人情に触れる日々です。 中には帰っておいで・・・とまで。

    藁塚も時々見かけます。昔は藁の使い道が結構ありましたよね。
    例えば米を入れる俵は藁でしたし。
    藁塚の事、子どもの頃ススキ坊と呼んでいた記憶があるのですが友人に言わせるとススキ帽子が正しいそうです。
    そう言えばてっぺんが帽子のようですね。これも我が田舎の方言だと思いますが。
    今回のウオークで気付いたのは今のシーズン秋の草花もそこ彼処ひっそり咲いていましたが目立ったのはお茶の木の花です。
    特に山に自生しているお茶の花は背も高く花も蕾も大ぶりで白椿とまちがえそうでした。
    改めてお茶の花を見直しました。
    山椿(寒椿?)もつややかな葉っぱ、すでに蕾を付けておりました。
    爽やかな秋空の下、田舎の風景をたっぷり味わい英気をいただきました。

    1. 自生の茶の木というのは初めて聞きます。そう言えば、茶は椿の仲間ですよね。実の形がそっくりなのを思い出しました。

      この季節、稲刈りに因んだ季語が多いのですが、見る機会が極端に少なくなっています。さいわい、当地ではちょっと山間部を走ると発見できることがありますが、やはりじっくり観察しないと句ができません。原付バイクなどで徘徊するのもわるくなさそうです。

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