供へばや泰山木の花を香を
花あひのうごめく虫や泰山木
礼堂の間の通路(馬道)を抜けると宝蔵のある庭に出る。
その一画に背の低い泰山木の木があり、おりしも花の時期とあって吟行仲間が吸い寄せられるようにして花のまわりに集まっている。ちょうど顔の高さにあるものがあっていい香りを放っている。こんな間近に目にすることは滅多にないので、顔を近づけて嗅いだり、手にとって花弁の感触を確かめたり、カメラに撮るものもいたりする。
この花というのは、普通なら見上げるような高い位置に咲くので花心など滅多に見られないが、今日は手に取るように分かる。大ぶりな花心に蜜蜂も何匹か同時に群がっていたりもする。
やはり昨年の今頃、新宿御苑で初めて目にしました。
乳白色の大ぶりの花が良い香りを放っていました。
その後近くの緑地公園でも泰山木と名札の付いた木を見つけました。
近いうちに観に行きたいです。
皇居東御苑、先日行った時はまだ咲いていませんでした。
背の低い泰山木は珍しいです。
花が間近に見られるのがいいですね。
写真をアップしてみました。
葉っぱの大きさをご覧になれば分かるように、花はすこぶる大ぶりです。いい香りがします。
この時期は新緑に白い花がよく目立ちますね。
我が家の庭ではヒメシャラや梔子の白い花が咲き、人目をひきます。
ヒメシャラは花が咲いた後が大変で、このところ朝夕2回は落ちた花を掃除するようです。
今朝の散歩で注意して見ていたら、未央柳と金糸梅の両方がありましたよ。
どちらも緑の葉の中に鮮やかな黄色の花を咲かせ、目立ちますね。
遠目では見分けがつかないけど、傍によって花を見ると違いがよく分かりました。
暑い夏の花は白いに限りますね。紅い花など見るとよけい暑く感じるものです。
ヒメシャラはシャラよりさらに花が小振りで儚げな雰囲気が梅雨晴れ間によく似合います。
今日、駅までバスに乗る途中、企業の研修所の庭に泰山木が咲いているのを見つけました。
バスからなのでよく見えました。歩いていると見上げなければならない高さです。
香を楽しむことはもちろんできませんでした・・
ゆったりとして品のある感じがいいですね。
花はいいんですが、9文字も使うので扱いにくい季語ですね。