尾を踏んだら

虎尾草(とらのを)のふるへ雨垂れこぼしけり
虎尾草の東向くもの西向くもの

見た目にはまるでギンギツネの尾のようだった。
オカトラノモ

吟行仲間の誰もが見たことがないという、猫じゃらしの根元の方を少し太くしたような花茎が垂れている。写真に撮ってネットで名前を調べてみるとはたして「虎尾草」という花だった。
さらに驚いたことにちゃんとホトトギス歳時記に載っているではないか。
一緒にいた練達の選者すら知らなかった花ということなので、今ではもう珍しい部類に入っているのかも知れない。

“尾を踏んだら” への4件の返信

  1. 本当!!映像は銀ぎつねの尻尾のようでした。
    と言っても実際、銀ぎつね見たことはないけどイメージ的にね。

    ところで名前の解らない花や鳥の名前を調べる場合どうすればいいのかしら?
    写真も撮れない・・・逆引きの方法あれば教えて下さ~い。

    1. ギンギツネって想像の狐のようですけどね。白い尾なので虎と言うよりギンギツネといったほうがしっくりくるかと思いました。
      植物図鑑で探るより、やっぱりグーグル先生に、「白い尾 花 夏」など適当なキーワードを入れてお尋ねしてみるのが早道かもしれません。

  2. 面白い草花ですね。うまいこと名前をつけたものだと思います。一度聞いたら忘れませんね。

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