沼ではなくて

養殖池廃れて永し蒲の生ゆ

金魚養殖も後継者不足に悩んでいるのだろうか。

ところどころ養殖池が空になっていて、わずか残った水に大きなおたまじゃくしがいっぱい泳いでいたりする光景なども見られる。さらに進むと、養殖池自体がもはや養殖池とは思えないほどただの沼地になって蒲が茂っていたりする。このまま放置すると周りの池まで浸食されそうで、荒廃がさらに進むのではないだろうかと人ごとながら心配してしまう。

大和郡山にとって金魚は江戸時代から綿々と守られてきた特産だけに、じり貧に追い込まれる前に何か手を打つべきではないかと思うのだが、そんな心配も杞憂に終わればいいけど。

“沼ではなくて” への4件の返信

  1. 大和郡山の金魚・・・懐かしいです。夜店の「金魚すくい」に夢中になった昔を思い出しました。
    そう言えば、「夜店」も「金魚すくい」も、日常的に感じなくなったのは 私だけでしょうか?
    夏の風物詩、廃れてほしく無いですね。 nao

    1. 最近は郡山で全国金魚すくい大会が行われています。盛り上げようと躍起なんでしょうね。地元では予選などもあって話題提供されてますよ。

  2. 大和郡山に並ぶ愛知の弥富も同じ運命にあるのでしょうか?
    ひところのような金魚ブームも去り夜店や祭りの金魚すくいも往時の賑わいを失くしつつありますね。

    1. 昔はどの家でも金魚鉢などもあって夜店で釣ったり買ったりした金魚を飼っていたものでした。たいていは長生きできずに夏の間に死んでしまったものです。今はもうそんな光景は見られませんね。一部のマニアが立派な水槽で飼うものに変身したのではないでしょうか。

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