自転車の背を押す茅花流しかな
今日は一日キヨノリ君ご夫妻と飛鳥ポタリング。
朝のうちは台風の余波のせいかどうか時折強い風が吹いていたが、やがて適度な初夏の風となって汗ばむことなく実に快適な一日だった。ただ日差しは強いので今でも顔や腕などはほてり気味だ。どうやら、たっぷりUV光線を浴びたようだ。
今日はなるたけアップダウンの少ないようにルートを吟味したが、それでも岡寺への急坂は難所だ。こんなこともあろうかと電動自転車をレンタルしたのが当たりだった。脱落するママチャリ組を尻目にかなりのところまで登ったが、下馬指示のところで顔を上げるとはるか高みに三重塔が見えるではないか。考えるまでもなくすぐUターンとなった。
飛鳥の野に目をやると至る所にヒメジオンが咲き乱れ、川沿いには茅萱の白い穂が風になびいている。季題「茅花(つばな)流し」とは、茅萱がしろい絮をつける頃吹く南風のこと。今日はバッテリーの力と茅花流しの追い風に助けられて無事予定のルートを完走できたのは幸いだった。
飛鳥川のカワセミが見られなかったのは残念だったが、川沿いの木陰の道を吹き抜ける風は涼しかった。
キヨノリ君、また遊ぼうね。
気持ち良いポタリングができて良かったですね。
電動自転車、乗ったことがないですが結構威力ありそうですね。
茅萱、子どもの頃に出始めたばかりの柔らい花穂?を学校の帰り道食べたことがあります。
確か「ツバナ」とか言っていたような・・・
さっそくコメントをありがとうございます。
出だしが思ったより加速するので驚きますが、すぐに馴れます。飛鳥は微妙なアップダウンがありますので、大当たりでした。修学旅行生と思われる若い子たちはママチャリタイプで頑張ってましたよ。
あの茅花は食べられるんですか?どんな味がするんでしょう。
本当に何から何までお世話になりました。お蔭さまで乙巳の変~壬申の乱に思いを馳せることができました。「ころもほしたり、、」甘樫の丘からながめた飛鳥京・藤原京、素晴らしかったです。
万葉歌碑にもいろいろ触れることができましたね。
犬養記念館が休日だったのは調査不足で申し訳ありませんでした。帰宅されて「万葉の旅」・飛鳥編をご覧になって地理/地形を思い浮かべるのも楽しいかもね。