藷植うに遅れとらざる嫗かな
直角に近い角度に腰が曲がっている。
歳はとうに80歳は超えているように見えるが、馴れた手つきで苗を埋め込んでいく動作には一定のリズムがありまだまだご健在の様子である。
またたく間に一畝植え終わると、乾燥除けの藁を敷き、最後には水やりして短時間の間に作業が終了した。
この季節苗屋に行くと色んな種類の藷苗が並んでいる。見るとたいがいが萎びているが意外に強いようで、畑に挿した後水さえきちんとやれば一週間もしないうちに根付くという。見ればあれもこれも植えたいと思うが、場所に限りがあるのが残念だ。
2週間前に、ゴーヤとミニトマトの苗を買って植え付けたので、毎日水遣りです。ぐんぐん伸びて丈は最初の高さの3~4倍になっています。ゴーヤは花が3個付きました。
成長の速さに驚かされます。
今年も緑のカーテンを作ります!
ゴーヤもミニトマトも水喰いですよね。下手したら朝夕やらなければゲンナリしたりして。
うちではゴーヤのカーテンを作るプランは、窓に虫が寄りつくからと却下されました。仕方ないのでプランターでいろいろ細々と作ってます。
田舎のお百姓さん、直角に腰の曲がったお年寄りが多いです。
でも意外と丈夫で身のこなしもスムーズです。
更に野菜作りもお手のものです。
そんなお百姓さんからよく野菜を「持っていきな」とプレゼントされます。有り難いですね。
何でしょうね。曲がったままで作業したり歩いたり、大変そうに見えますが、意外にお元気なのは驚きます。
当方は少し作業しただけで腰叩いたりさすったり。いやはや。
じゃが芋は花盛り、里芋は育ちざかり、薩摩芋は今が苗植えですかね。瞬く間に芋づるが地表を覆ってしまう。畑の躍動感には目を見張ります。
元気なお婆さん、元気づけられますね。