奈良公園は走行注意

鹿苑を吹き行く風の梅雨きざす
枝なしつあるといへども袋角
袋角早きは枝をなしつあり

今日は奈良公園方面の吟行。

予定の万葉植物園に辿り着いたら何と今日は臨時休園だと言う。
遠目にも「花菖蒲開花」と大書した看板が立っているのにである。
このあと鹿苑の子鹿公開まで1時間以上間があるので、急遽春日大社本殿(造替工事のため神さんは留守だが)の特別公開に向かったが、信心の浅い身には拝観料千円はあまりにも高く踵を返して参道を彷徨う羽目になった。

鹿苑の入り口の子鹿誕生データによると、今日まで鹿苑で18頭、公園全体ではこの倍以上の子鹿が生まれたようで、今年は全体で200頭の見込みだという。
一方で100頭あまりが毎年交通事故で命を落としていると聞く。奈良へ車でお出での節はぜひスピードを落として注意して走行願いたいものだ。

“奈良公園は走行注意” への4件の返信

  1. 奈良公園の鹿は大事に守られていて幸せですね。
    他の地域では獣害として嫌われていますが最近ジビエ料理として利用方法を工夫している所もあるようです。

    1. 大社の手前に手水舎があるんですが、注ぎ口、一般には竜頭になってるんですが、これが大きな神鹿が銜えた巻物様のものでした。名前は「伏鹿手水所(ふせしかのてみずしょ)」と呼ばれているそうです。ちょっと後ろに下がって初めて気がついた次第です。
      外人観光客が清めの柄杓の水を飲んだりして、大変賑わってます。

      鹿は鹿島神宮から呼び寄せた「神鹿」ですからね。ただし大社や誰の所有でもなく野生のままというのも不思議な話です。

  2. 奈良公園の鹿、何と言っても名物ですもんね。ほどよく愛され続けて欲しいと思います。

    100頭も交通事故死ですか。それは悲惨ですね。車の方も驚くでしょうし、、。お互い気をつけなきゃいけませんね。

    1. 奈良公園に吟行すれば、シーズン問わず誰かが鹿の様子を詠みますね。奈良に鹿はつきものみたいなものですが、周りを囲まれるとちょっと恐いです(笑)

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