翡翠の谷津の木道かすめけり
県立民俗博物館は矢田丘陵の谷津を形成した麓にある。
博物館は県内の昔からの生活や風土を紹介する展示物があって、盆地の暮らし、山の暮らし、難波との物資交流などなまざまな歴史を知ることができるが、広い敷地には他に古い民家、商家を移築したものや梅園などもあって散歩に出かけてくる人も多い。
谷津となった部分には池や花菖蒲園があり、その周囲の森を巡る木道は木陰が心地よい。この池にはカイツブリのほかカワセミも棲みついているらしく、木道を歩いていたらすぐ近くを特徴ある鳴き声とともに碧い鳥がかすめ飛んだ。
谷津を流れる小川や湿地にひそむ餌を狙っているようだ。
昨日興福院で半夏生を見た返りに立ち寄ったのだが、よくここに来るという人に聞いたら、すぐ近くの矢田坐久志玉比古神社(やたにいますくしたまひこじんじゃ)の近くにビオトープみたいなものがあるらしく、そこでは半夏生も咲いてるよと教えてくれた。
この神社は神話から飛行機の神様として知られており、以前から一度行こうと思っていたところなので、近いうちに行ってみようと思った。
翡翠(ヒスイ)?いや 翡翠(カワセミ)ですわな。やっと落ち着けました。
この程度の知識で俳句を詠もうなんて10年早いとは思ってますが、「習うより慣れろ」とも言いますしねえ。
それにしても大したフットワークですねえ。当方農耕民族の末裔を自任しておりますが、先祖はきっと狩猟民族かもね。hodaka殿。
クルマで往復半日程度の距離なら、いろいろな見所があるのが奈良盆地の魅力かもしれません。しかし、電車となるとがたっと効率が落ちます。昼飯を食ってから、天気がよければ「さあ、行くか」という感じです。
狩猟民族の割には、最近肉がどうもいけません。肉牛用の牛をみると可愛そうになって正視できません。